プログラマ30歳定年説あるいは35歳定年説などと言った説を聞いたことはありませんか?
いつからそんな説が広まったのかわかりませんが、かなり広まっているようです。
新入社員に聞いてみたのですが、見事に全員知ってました。
「どこで知ったの?」と聞いてみたのですが、全員答えが曖昧で、はっきりと覚えてる人がいませんでした。
風の噂というやつでしょうか。
学校の就職課がそんな説を広めているのかとも思いましたがどうも違うようです。
その説は間違いです。
プログラマが30歳、35歳で定年しなければならない状況にはなりません。
35歳超えても現役でプログラムを書いている人はたくさんいます。
むしろソフト開発は35歳以上の方が中心となっていて、後輩をフォローしながらプログラムを書いています。
しかし、なぜそんな説が広まったのか?
これだけ説が広まったということは何かあるのではないか?
と、思い、いろいろ考えてみたのですが、
ひとつ思い当たる節がありましたのでそれを書いておきます。
プログラマは30過ぎたら、設計書どおりのプログラムをただ書けば良いというわけではなくなります。
会社としては、システムエンジニアに出世してもらわないと困るわけです。
プログラマ30歳定年説は、プログラマは30歳で定年して、システムエンジニアに出世してくれということを暗示していることではないか、というのが私の見解です。